日本最古の文献としてアカデミズムの世界に君臨する書物、古事記。竹内文書を偽書呼ばわりする人たちが正史と信じてやまない書物なのですが、実は『その古事記こそが偽書なのだ』と古くから唱えられてきたのです。


 根拠はいろいろとあるのですが、最も代表的な根拠を紹介したいと思います。


 古事記は元明天皇の勅命によって和銅5年(712年)に太安万侶が編纂したものとされていますが、なぜかその事実が記された書物が存在しないのです。さらに古事記の名がはじめてほかの書物に登場したのが100年後の【弘仁私記】という書物なのですが、その【弘仁私記】自体が偽書だといわれているのです……。


 この【記紀vs竹内文書】で記紀の矛盾や怪しい点を列挙してきましたが、それらも含めて考えれば答えはおのずと見えてくると思います。


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